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新・キタカマよもやま話No.019「新国立競技場と浄智寺」

2019年12月24日(火)

今月、新国立競技場が落成し、一般公開されました。隈研吾氏が設計し、
木をふんだんに使ったデザインが、氏ならではのものとして印象的なスタジアムです。
随所に用いられた木は国内の47都道府県から取り寄せた木を用いているとのこと。
報道で取り上げられた屋根の写真を見ると、なにやら見覚えのある木材が気になりました。
じつは、12月8日まで浄智寺で行われていたZEN映画祭(こちらを参照)のミニシアターに
使われていたものと同じ木材なのです。競技場で使う際にボルト用の穴が若干ずれて、
使用できなかったものをミニシアター用に流用していたのです。
ではなぜ、新国立競技場の木材が浄智寺にあるのかというと、この映画祭を主催する
湘南遊映坐の代表である岡博大氏が隈研吾氏の記録映画を撮っていることと、
この映画祭のミニシアター設計が東京大学の隈研吾研究室が関わっていることからなのです。
そして、本校も去年からこの映画祭に協力している(こちらを参照)訳で、
今回「よもやま話」に取り上げた次第です。
来年7月のオリンピックの際には競技場の屋根にも注目して下さい。


ミニシアターで上映された隈研吾氏の記録映画の一部より。

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